2008年 12月 21日
自分のいろ |
高校生のとき、おいらは応援団に所属していた。
どっかの運動部が全国大会への出場が決まってから即席で作ったようなものではなく、運動部扱いの『常設』応援団。
応援団といえば黒の詰襟に腕章を着けた『汗臭い』集団を思い描くだろうが、まさにその通り。おいらは『汗臭い』高校生活を送っていたのだ。
応援団の仕事は、選手を応援すること・・・ではない。
実は、選手を応援する生徒を統率するのが役目。
いわば、スタンドに陣取る学生をひとつの方向に向いて盛り上げさせる『指揮者』。
その『指揮』をとるための道具が、『大きな声』と『派手なパフォーマンス』。
歌舞伎の大見得のように大きく、
空手の型のように切れよく手足を振り上げ、
スタンドの最上段に届く突き抜ける声で学生の注目を自分にあつめる。
バラバラだった一般学生を統率して、応援として仕上がった時の快感はたまらない。
今から20年も前、おいらの高校時代の話。
いま、改めてあの時のことを考え直す。
応援は自分の所属する学校に伝統的に決められたスタイルがあって、どれだけ見事にそのスタイルを自分のモノにするか・・・板についたパフォーマンスができるか、だった。
それは、『学校のアイデンティティ』で、『自分のアイデンティティ』ではなかった。
ただ、どこかの誰かを真似したのではなく、由緒正しい伝統に則ったパフォーマンスなので、今見ても古くならないんだと思う。
古いものを見るとき、なぜか色褪せないものと、陳腐になってしまうものがある。
いろあせないもの・・・たとえば『Beatles』『サザンオールスターズ』・・・。
自分が確立した自分たちのスタイルを自信をもってやっている人かな。
そこまで『大物』にならなくても、いい。
自分の生きていける身の丈の世界で構わないから、
『おいらはこれだ!』といえる『自分いろ』をもっていたいなぁ。
校章と詰襟なんていう『虎の衣』をかぶる歳じゃない。
歳を取って、カッコいいおっさんになりたいね。
どっかの運動部が全国大会への出場が決まってから即席で作ったようなものではなく、運動部扱いの『常設』応援団。
応援団といえば黒の詰襟に腕章を着けた『汗臭い』集団を思い描くだろうが、まさにその通り。おいらは『汗臭い』高校生活を送っていたのだ。
応援団の仕事は、選手を応援すること・・・ではない。
実は、選手を応援する生徒を統率するのが役目。
いわば、スタンドに陣取る学生をひとつの方向に向いて盛り上げさせる『指揮者』。
その『指揮』をとるための道具が、『大きな声』と『派手なパフォーマンス』。
歌舞伎の大見得のように大きく、
空手の型のように切れよく手足を振り上げ、
スタンドの最上段に届く突き抜ける声で学生の注目を自分にあつめる。
バラバラだった一般学生を統率して、応援として仕上がった時の快感はたまらない。
今から20年も前、おいらの高校時代の話。
いま、改めてあの時のことを考え直す。
応援は自分の所属する学校に伝統的に決められたスタイルがあって、どれだけ見事にそのスタイルを自分のモノにするか・・・板についたパフォーマンスができるか、だった。
それは、『学校のアイデンティティ』で、『自分のアイデンティティ』ではなかった。
ただ、どこかの誰かを真似したのではなく、由緒正しい伝統に則ったパフォーマンスなので、今見ても古くならないんだと思う。
古いものを見るとき、なぜか色褪せないものと、陳腐になってしまうものがある。
いろあせないもの・・・たとえば『Beatles』『サザンオールスターズ』・・・。
自分が確立した自分たちのスタイルを自信をもってやっている人かな。
そこまで『大物』にならなくても、いい。
自分の生きていける身の丈の世界で構わないから、
『おいらはこれだ!』といえる『自分いろ』をもっていたいなぁ。
校章と詰襟なんていう『虎の衣』をかぶる歳じゃない。
歳を取って、カッコいいおっさんになりたいね。
by hotas1000
| 2008-12-21 05:12
| 気持ちの問題